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The B grade ・・・

巨樹の記録 ≪西本願寺のイチョウ≫


Nikon D850 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

≪新熊野神社の大樟≫を後にし、オヤツ休憩を挟みつつ京都駅付近まで戻ってきました。
11月末ともなれば陽が沈むのが本当に早く、巨樹を撮影するのにも時間に追われながらとなります。
(というか掲載に四ヶ月もかかるってどうよ?とさすがに反省・・・汗)

最後に急いで向かったのが世界遺産に登録されている西本願寺。
前は何度も通っていますが、実は参拝するのは初めてです。


↓↓↓




850_9725-1-sn7.jpg

御影堂門を抜け目隠塀を越えると、目的のイチョウの姿が目に飛び込んできます。
まるで根っこを天に広げたような形から<逆さ銀杏>とも呼ばれる樹齢約400年の大イチョウです。



850_9737-1-sn7.jpg

青空と黄葉の対比が物凄く綺麗です。
特に狙った訳じゃありませんでしたが、いい時期に訪れることができました。



850_9739-1-sn7.jpg

とは言え、黄葉のピークには少し早かったようですね。
時間が随分と経過し、いいイメージだけが残って黄葉のピークだったと脳内変換されてしまっていたようです。
現像しながら、『あれ?葉はもっと黄色だったんじゃ・・・。』と戸惑いました。
そんなこともあって、ついつい黄一色にしてしまいそうになるのを必死にこらえました(笑)。



850_9740-1-sn7.jpg

さすがに沢山の観光客がこのイチョウの写真を撮っていました。
その数はこれまでに訪問した巨樹の中でもダントツ。
まぁ場所柄もありますが、黄葉時期とも重なっていましたからそりゃあ巨樹に興味のない人でも撮りますよね。



850_9747-1-sn7.jpg

幹周6.5mのイチョウは、並み居る猛者を前にしてはもはや巨樹とも呼べないサイズではありますが、
そこはやはり樹齢400年、しかも京都の超有名寺院に存在するイチョウですから存在感は充分。
その幹からは歴史を感じることができます。



850_9771-1-sn7.jpg

一般的なイチョウとはまるで違った姿をしていますが、それもその筈。
自然にこうなったのではなく、いわば人間の仕業。
植栽されて以降、ずっと剪定に剪定を重ねてきた結果です。

写真友達のto-fuさん曰く、『育成に数百年かけた大規模な盆栽』だそう(笑)。

いや、でも実際目にするとまさにその表現が相応しい。
むしろそれ以外の例えが出てきません。



850_9773-1-sn7.jpg

皆さん思い思いの方向からこのイチョウとの記念写真を楽しんでいました。
このイチョウは数百年もの間、自身の意志で成長できずに悔しい気持ちでいるかもしれません。
しかし、こうやって沢山の観光客の思い出の一部としてその姿が残るのですから、それは誇りに感じて欲しいと思います。



850_9779-1-sn7.jpg

かつて本願寺が火災に襲われた時、このイチョウから水が噴き出して消し止めたという伝説があり、
<水吹き銀杏>とも呼ばれているそうです。

この大寺院とずっと共にあるイチョウ。
国宝である御影堂や阿弥陀堂などの建造物を前にし、決して負けないほどの貫禄があります。
もはや世界遺産の一部と言い切ってもいいんじゃないかと思います。



850_9749-1-7.jpg

≪西本願寺のイチョウ≫

京都市下京区堀川通花屋町下る 西本願寺
京都市指定天然記念物

幹周/6.5m、樹高/7m、樹齢/約400年



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テーマ:花・植物 - ジャンル:写真

  1. 2020/03/29(日) 10:52:44|
  2. 巨樹の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

ご紹介いただきありがとうございます…
いやー、それにしても最高のタイミングで訪問されてますね!
実は自分も黄葉してるかな?と立ち寄ったんですよ。この1週間前くらいですかね。
で、全然黄葉が進んでなかったのでそのままスルーしてしまってました。
イチョウのタイミングは桜以上に難しい気がします。

このイチョウは巨樹カテゴリーで見るとさしたる大きさではないんですが、個性的な
巨樹であるという意味では十分訪問する価値があると思います。樹勢だって素晴らしい。
流石は本願寺だけあってイチョウにまで手間(お金)がかかってるな…というところでしょうか 笑
「遊龍の松」然り、当時はこういうところでお寺としての格を競っていたのかもしれませんね。

しかしRYO-JIさん、やっぱりこの日も全部歩かれたんでしょうか。
いやいや相当な距離に…と頭の中でイメージしてみたら、あれ?結構悪くないかも 笑
どうも自転車移動が増えると街歩きがヘタクソになっていけません。
久しぶりに喫茶店にでも立ち寄りながら一日かけてのんびり街歩きしたくなりました。
  1. 2020/03/29(日) 21:42:24 |
  2. URL |
  3. to-fu #-
  4. [ 編集 ]

> to-fuさん

桜は各サイトで紹介されている開花情報を参考にすれば大外れはあまりないですが、
紅葉情報はあれともピンポイントで個別のイチョウの黄葉ピークを狙うのはかなり難しいですよね。
それこそSNSで隈なく検索すれば当たるかもしれませんけど・・・。
ただまぁこういうのは予期せぬ形で最高のタイミングに出会うのが一番感動しますよね。
そうそううまくいきませんが(笑)。

このイチョウはto-fuさんの記事を拝見して俄然興味が湧いたイチョウです。
ずっと訪問を願っていたのでそれが無事果たせて満足していますよ。
確かに巨樹カテゴリーとしては物足りませんが、to-fuさんがよくおっしゃっている名木に値する一本ですよね。
他にはない個性的過ぎる存在で、ある意味人間との関わり合いがとても深いイチョウ。
そうそう、お金もかなりかかっているでしょうねぇ(笑)。
お寺の格の象徴であるのも頷けますし、「遊龍の松」も見てみたいです。

ええ、この日もバカみたいに徒歩です。
例のハイライト食堂でたらふく食べた後だったので、カロリー消費をしないといけなかったもので。
というか最近はたくさん食べるために体を動かしているようなものです(笑)。
自転車もいいですが、写真が主目的なら徒歩が一番ですね。
  1. 2020/03/30(月) 20:48:57 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

こちらも、一度観賞したら忘れられない大イチョウの一本ですね。
黄葉時期に見ると、まるで巨大な炎が燃えているようですね。
やはりお寺の樹、仏教の世界観で理想とする造形に寄せられていっているというのがよくわかりますね。それも、黄葉時期にその真価を発揮するように、と。
周囲の空気感も含め、一度伺ってみたいです。
茨城県大子町の「法龍寺の銀杏」は、この樹に縁があるんじゃないかと睨んでおるのですよ。本願寺に強い縁がありますしね。

仕事と疫病のせいで最近めっきり外出が減ってしまい、すると太るかと思いきや、どんどん体重が落ちてしまっています。
このままでは貧弱になってしまう……。
食って動く。たくさん食べるために体を動かすというのが、まさに痛快で良いですね。早くそうしたいものですよ。。
  1. 2020/04/02(木) 08:48:31 |
  2. URL |
  3. 狛 #OP.fI0wQ
  4. [ 編集 ]

> 狛さん

そうですね、観賞という表現が相応しいイチョウでした。
黄葉というイチョウ一番の晴れ舞台に訪問できて本当に良かったです。
巨大な炎が燃えているだなんて、狛さんは例えが上手いですねぇ。
仏教の世界観は恥ずかしながらよく知らないものの、この形に何か意味があるだろうとは思ってしました。
わざわざ何百年もの間ずっと手をかけ続けているのですから。
その意味が分かるとこのイチョウの見方もまるで違ってくるのかもしれませんね。
距離が離れているとはいえ、「法龍寺の銀杏」とこのイチョウが無関係だと言い切れる根拠はありませんね。
むしろ強い縁があることを願いますし、そのストーリーを知りたい気持ちの方が強いですよ。

不要不急の外出はしなくなりましたね。
例え用があっても街へ出ることに抵抗を覚えるように・・・。
体重減はイケマセンねぇ。
動かないとお腹も空かないですが、私のようにお酒を飲む輩は痩せません(汗)。
しっかり動いてしっかり食ってしっかり寝る・・・それが人間の基本的行動ですから屈託なく痛快に過ごしたいですね。
  1. 2020/04/02(木) 21:20:55 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

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