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巨樹の記録 ≪バック・トゥン・ディエップ公園のガジュマル≫

850_1571-1-sn7.jpg
Nikon D850 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

ベトナム旅行中、またもや偶然にも巨樹に出会ってしまいました。
前回ご紹介した≪ホイアンのトランペットの木≫も偶然の出会いで驚きましたが、今回も同様に・・・。

初のベトナム旅で滞在したのは、ダナン・ホイアン・ホーチミンの3都市。
このガジュマルは、南部の大都市ホーチミンにありました。


↓↓↓




ホーチミン巨樹

さて、今回もまずは場所の確認です。

ホーチミンは観光客にも人気のエリアで、中心地に観光スポットやショッピング街が集中しています。
よって徒歩での観光もOK。
地図中心の赤い矢印の場所がこのガジュマルがあるバック・トゥン・ディエップ公園です。

公園のすぐ右下にあるホーチミン市博物館を足早に堪能した(察してください)後、左上の統一会堂への移動中、
たまたま公園の前を歩いている時に目に入ったのです。



850_1573-1-sn7.jpg

ドーン!と存在しているんです、公園の中に。
周囲の景色から明らかに浮いています。
歩道からでも一目瞭然の圧倒的な存在感で、いくら私がボーっと歩いていたとしても気付く訳です。



850_1577-1-sn7.jpg

さすがに素通りできる筈もなく、同行している親に、
『ごめん、ちょっとだけここで待っといて~』とお願いして、素早く撮影することにしました。

近付けば近付くほど、その大きさが実感できます。
驚きながらもシャッターを切る手を休ませるわけにはいきません、あぁ忙しい。



850_1579-1-sn7.jpg

反時計回りに一周しながら撮影していきます。
いや、これはいったいどうなっているのやら。
無数の幹?枝?根?が地中から上空へ向けて勢いよく伸びている様子は、ジャックと豆の木を連想させます。



850_1583-1-sn7.jpg

これを一本の樹と呼んでいいのかはわかりません。
何本かが合体しているようにも見えます、いや、きっとそう・・・なのか。
が、このカジュマルを前にするとそんなことは実はどうでもいいことに思えてくるから不思議です。



850_1587-1-sn7.jpg

裏側?からも全体像を撮ろうと下がりますが、入りきりません。
とにかく巨大で・・・。
そう!巨大と表現するのが相応しいかもしれません。



850_1590-1-sn7.jpg

沖縄では、ガジュマルの古木にはキジムナーという精霊が住んでいるという言い伝えがありますが、
このガジュマルにも絶対に何か住んでいそうな雰囲気があります。
禍々しいものや悪いものではなく、人間を温かく見守ってくれていそうなタイプの。
ただ見ているだけで癒され、元気に、そして何事にも前向きになれそうな気がします。、



850_1593-1-sn7.jpg

公園内はとても綺麗に管理されています。
花もアチコチで咲いており、ベンチもたくさんあって市民の憩いの場になっているんでしょう。
ちなみに右側の黄色い物体は、何かの健康器具のようです。



850_1597-1-sn7.jpg

さて名残り惜しいですが、一周したのでそろそろ撤収しなければなりません。
対面時間わずか3分くらいでしたが、なんせ親を放置している状態ですからね(汗)。

他の写真にも写り込んでいますが、この写真右下に葉笠を被った女性が見えると思います。
公園内の管理をされている方だと思うんですが、このガジュマルのサイズ感を表現するのにナイスポジション。
え?わかりにくいですか?



850_1597-1-tsn8.jpg

ということでトリミングしてみました。
えっと、ピントが甘いのは気にしないでください(笑)。
私に代わってのヒューマンスケールです。
うん、やっぱり巨大!!


≪バック・トゥン・ディエップ公園のガジュマル≫

Công viên Bách Tùng Diệp, Lý Tự Trọng, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh, ベトナム

幹周/推定20m以上、樹高/推定25m、樹齢/不明


帰国してから調べて知ったんですが、ベトナムでもやはりガジュマルに関する逸話がありました。
日本では、月にウサギがいて餅をついている(ように見える)というのが一般的な見識ですが、
ベトナムでは、月に男がいてガジュマルの木の下に座っている(ように見える)という昔話があります。
そこではガジュマルは、死んだ人や動物を生き返らせる特別な樹として語られています。
現代においては、そんな樹の存在はあり得ないと誰もが理解している訳ですが、それでもこの昔話を知ると、
「あのガジュマルであればそんな奇跡を起こすんじゃないか?」とふと思ってしまうのです。

一期一会、そんな良い出会いだったように思えてなりません。



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テーマ:花・植物 - ジャンル:写真

  1. 2019/03/18(月) 21:17:32|
  2. 巨樹の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

RYO-JIさんの目が惹きつけられるのも納得ですね!
これはものすごい。
無数に立ち上がっている根幹部を見ると、これって樹なの? と疑いたくなるような光景ですが、しだいに集まって幹をなして枝を出してくるところ、環境に適応して進化した「樹」なんだなあと呆気にとられます。

月に男と樹があるという伝説は、中国では桂になりますね。
(月桂樹とは別もの、我々がよく知っている桂です)
そうですね、この巨樹の中には、数多の生命が宿っている気がします。
いろんなものを吸い上げて、またひとつのものに変化させそうな、生まれ変わりを想像させるのも道理だなあと思いました。
  1. 2019/03/19(火) 09:46:54 |
  2. URL |
  3. 狛 #OP.fI0wQ
  4. [ 編集 ]

我が家に僕が学生の頃沖縄で100円で買ってきたガジュマルが生えてるんですが、これが可哀想なくらい単幹のフツーの木なんですよね。ガジュマルと言えばこの巨樹みたいに根本に特徴があるイメージですが、一体何がいけないんだろう…

しかしこの根は物凄いですね。天空の城ラピュタが如く空に浮かび上がっているように見えます。それこそこの巨樹自体がキジムナーさんだと言われても信じてしまいそう。この巨樹と偶然巡りあってしまったのも何かの…いえ、きっとキジムナーさんのお導きでしょう。先日のトランペットの木もそうですが、まさに亜熱帯の巨樹の代表格といった風格があって良いですねー。こんな巨樹、絶対に日本ではお目にかかれません。僕もいつかは巨樹巡り -海外編-に一歩踏み出してもたいものです。
  1. 2019/03/19(火) 17:12:51 |
  2. URL |
  3. to-fu #-
  4. [ 編集 ]

> 狛さん

これは我が目を疑いましたよ。
街のど真ん中にこのサイズの樹がドーンですからねぇ。
東京で言ったら、日比谷公園にあるようなもんですよ。
って、日比谷公園行ったことありませんけど(笑)。
いやー、こんなに成長してしまう環境が恐ろしいです。

ほうほう、中国ではあの桂が月伝説に登場するんですねぇ。
ベトナムは歴史的に中国文化の影響も強いみたいなので、
ひょっとしたら月伝説も中国から来ているのかもしれませんね。
で、土地柄に合わせて桂ではなくガジュマルになったと・・・。
うん、そんな気がしてきました(笑)。

生命は絶対に宿っていますよ。
人が集まる場所にある樹はなんとなくそういう気を感じますね!
  1. 2019/03/19(火) 21:18:49 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

> to-fuさん

おおぁ、そんな頃にガジュマルを買っていたんですねぇ。
その頃から巨樹好きの片鱗があったのかもしれません。
しかしもうかなりの年月が経過しているのに、単幹のままというのは寂しいですね。
やはり気候とか風土とか合わないんでしょうか。

天空の城ラピュタ・・・言われてみればロボット兵が居てそうです(笑)。
ここにはベトナム版キジムナーがいても全然不思議じゃないで雰囲気がしていましてね、
近くにあればここで読書でもしてボーっとしたいもんです。
日頃の行いの良さで巡り合えたと思いましたが、実はやっぱりこんなのがゴロゴロしてる説かも(笑)。
海外編、やはり台湾ですかね!!
  1. 2019/03/19(火) 21:29:13 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

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