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The B grade ・・・

巨樹の記録 ≪飛鳥神社の四本杉≫

850_0744-1-sn7.jpg
Nikon D850 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
(写真はすべてクリックで拡大)

≪大馬神社のスギ≫を見た後は、工事中のため更に険しい山道を迂回しなければならず、
その道中の写真を撮る余裕などなく半泣きになりながらなんとか国道に出ました。
本当にこういう時は、フットワークの軽い小型車がいいなぁと思うのです。
若い頃と違って、車の運転技術も次第に衰えていってるだろうし・・・。
いっそのこと、早く自動運転車が当たり前になって欲しいなぁと。

そんなことを思いながら辿り着いたのが、


↓↓↓




850_0805-1-sn7.jpg

飛鳥神社です。

国道42号線に沿って流れる大又川河岸、小阪地区にあります。
神社付近からは弥生式土器などが出土しており、この境内は古代からの祭祀跡だと思われるそうな。



850_0706-1-sn7.jpg

玉垣の間に大きなスギが姿を見せています。
後に掲載しますが、内側から見ると更に大きく見えます。



850_0707-1-sn7.jpg

社叢全体が熊野市の天然記念物指定を受けています。
さほど広くない境内ですが、様々な樹々が密集しています。

これはわかりやすいですね。
あっ、不自然なほど右肘を上げて写真を撮っていますが、
「素人かよ、ブレまくるだろ!」というツッコミは無しで・・・。
日差しがきつく、文字が読みやすいようにとワザと影になるようにしているだけですから~。
えっ、言い訳じゃないですよ、ホントホント(笑)。



850_0720-1-sn7.jpg

鳥居をくぐると、すぐ正面に社殿があります。
石畳の参道脇にも大きなスギの姿が。
根の張りも相当なのでしょう、石畳が盛り上がっています。



850_0726-1-sn7.jpg

参拝を済ませ、境内全体に目を配ります。
というか、そうしたくなるほどに目を見張る樹々があるのです。



850_0787-1-sn7.jpg

お目当ての巨樹ではないですが、せっかくなので自分比較を。
合体樹にも見えますが、幹周6mを超える堂々とした姿です。



850_0790-1-sn7.jpg

こちらは鳥居脇の玉垣の間にあるスギです。
同じく幹周6mは軽く上回っているでしょう。
枝振りも良く、一番元気そうで今後の成長に期待が持てます。

お目当ての四本杉を前に、随分と時間を掛けてしまいました(笑)。
さて、そろそろ行きましょう!
その四本杉は、社殿の斜め後方にあります。



850_0730-1-sn7.jpg

アレです!
ひと際存在感のある姿をしています。
近寄りましょう。



850_0732-1-sn7.jpg

根元には、さい銭箱や置物など配置されていますが、気になるのはこの看板。

<くまのおもしろ 珍景・絶景>って・・・。
字体も含めて、四本杉の格式がググっと大きく下がってしまったように感じます。
観光に力を入れるのはいいことだと思うんですが、このやり方は違うんじゃないかと。
この点は大いに残念ですね。



850_0750-1-sn7.jpg

巨樹に対峙できた喜びに水を差されたような気分になりましたが、ここからは気持ちを切り替えて。

四本杉といえば、これ以外にも全国にもいくつかの巨樹があるようです。
一般的に合体樹は、二本よりも三本、三本よりも四本の方が貴重だと思います。
そういう意味では、我が県が誇る≪高井の千本杉≫がその最高峰でしょう。
何と言っても16本のスギの合体樹ですからね、スケールが違いますよ(つまり自慢したいだけ)。



850_0771-1-sn7.jpg

話を戻しましょう。

裏側から。
名の通り四本の杉の合体樹であることに疑念はありません。
そして、合体してからそれなりの年月が経過しているのだと思われます。
結構な密着具合です。



850_0757-1-sn7.jpg

この位置からだと、はっきりと四本の幹が天高く伸びているのが確認できます。
樹々が生い茂る環境ですから低層部分には枝は無く、上層部にのみ存在します。
そしてその樹高は、周囲から完全に飛び抜けています。



850_0760-1-sn7.jpg

それでは恒例の自分比較を。

この境内で三回目の自分比較ですが、それを可能にしたのはやはりトラベル三脚とD850だからでしょう。
だってねぇ、邪魔くさかったもの、これまでは。
三脚セットしてタイマーでダッシュしてポーズ・・・カシャなんて。
随分と楽になりました。
まぁ、たまにD850とスマホの接続に不具合が出てイライラしますが(笑)。

本来であれば、一番大きく(太く)見える位置から撮りたかったんですが、仕方なくここで(看板も邪魔)。



850_0728-1-sn7.jpg

≪飛鳥神社の四本杉≫

三重県熊野市飛鳥町小阪252 飛鳥神社

幹周/8.5m、樹高/40m、樹齢/1300年


樹齢に関しては、大いに疑問が残るところです。
1300年といえば、相当な風格や歴史の重みが感じられるはず。
いや、そんな言葉で表現できない程の感覚に襲われるんです、目の前に立つと。
もちろんこの四本杉は充分に貫禄はありますが、生命を超越したかのような尊さまでには至りません。
せいぜい300年程で、500年はないかなぁといった印象です(根拠はありませんが)。

だからといってガッカリするというようなことは絶対にありません。
なんなら是非とも見て欲しいと思います。
その折には、この神社に密集する他の巨樹と共に楽しんでほしいと願っています。


つづく・・・



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テーマ:花・植物 - ジャンル:写真

  1. 2019/01/06(日) 22:54:19|
  2. 巨樹の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

合体樹における推定樹齢の話は、よくあることですからまあ置いておいて……4本それぞれに具体的にどの神様が降りるという話は独特で面白いですね。
そんなら高井の千本杉は16人降りてくるぜ、どうだ! という。やっぱりあの方は、どう考えてもやりすぎ。笑
色々見て回ると、他の4本杉との対比もできたり、面白いですね。
僕は丹波篠山の四本杉(しほんすぎ)を思い出しました。
見方によっては、結構上の方まで癒着が進んでいるし、この先まだまだ太くなりそうですね。
現時点でも、しめ縄がやけに長く見えます。

そしてここも、高レベル巨樹地帯。
無名杉が6メートル平均とか、絶対におかしい。すごい。笑
  1. 2019/01/08(火) 13:21:21 |
  2. URL |
  3. 狛 #OP.fI0wQ
  4. [ 編集 ]

狛さんと被りますが、各幹に神様が…というのは実に斬新ですね。
この案内板を読んで改めて眺めると、なるほど案内板を読む前よりもスギが神々しく見えるような気もします。大したものだ。

そして狛さん同様、まさに篠山で007ごっこして到達できた「辻の四本杉」を思い出し、そういえばしばらく会ってないなと懐かしくなりました。脚立も手に入れたことだし、そろそろ再訪してみようと思います。(前提条件がおかしい)

それにRYO-JIさんが名前を出すものだから、高井の千本杉にも会いたくなってしまったではありませんか。ずっとお願いしたかったんですが、一度あの辺りを一緒に回って頂けませんか?またメールさせてもらいます!
  1. 2019/01/08(火) 16:44:14 |
  2. URL |
  3. to-fu #-
  4. [ 編集 ]

> 狛さん

推定樹齢の話はねぇ(笑)。
四本の幹に宿る神様の話は本当に面白いですよね。
その数の分だけご利益があるだなんて素敵過ぎます!
ぜひそんな万能な巨樹が近くにあれば・・・そう16本です。
それだけの数の神様を集めてくるのも大変だし、ご利益もニッチなものを無理矢理ひねり出さないといけません。
蜂蚊退散、落石霧消、車中安眠とか(笑)。

この杉はまだまだ大きく成長するなぁと確信しましたね。
境内の他の樹々を見ていると当然そう思えます。
四本杉は初だったので、狛さんとto-fuさんが記事にされていた四本杉を私も思い出しました。
アレも見に行かなくてはいけない巨樹ですね、何かハードな展開が待ってそうですが(笑)。
  1. 2019/01/08(火) 21:05:17 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

> to-fuさん

神様ご降臨の話はいいですよね!
その信憑性はともかく、より神秘的な存在として眺められるのは有難いです。

あ、そうそう、辻の四本杉でしたね。
あれは見たい巨樹のひとつとして印象に残ってます。
007や脚立などという巨樹巡りにはそぐわない謎ワードが出てきて焦りますが(笑)。

奈良の巨樹案内はお任せください!
いつかいつかと待ってました(笑)。
自分も改めてD850で撮りたいので是非行きましょう。
ご希望の巨樹があれば遠慮なく申し付け下さい。
では、メール待ってま~す。
  1. 2019/01/08(火) 21:12:08 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

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