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The B grade ・・・

巨樹の記録 ≪薬師寺の八幡杉≫

DSC_7090-1-sn7.jpg
NIKON D7000 + TAMRON 18-270mm/f3.5-6.3
(写真はすべてクリックで拡大)

前回のつづき・・・

≪長久寺のクスノキ≫を見た後、すぐには次の巨樹を見に行かず、お腹を満たしに行くことにします。
そのためには一旦県境を超えて、三重県までしばしサイクリング。
この辺りは飲食店不毛の地ですから、それも仕方ないのです。

がしかし、そのお陰でまたもや予定外の巨樹と出くわすことになろうとは・・・。


↓↓↓




DSC_7048-1-sn7.jpg

三重県伊賀市に入り、しばらくすると左手に見えてきた巨樹。

『えっ、何アレ?』
我が目を疑い、慌てて停車。
興奮する気持ちを抑え、スマホで調べてみると≪薬師寺の八幡杉≫とある。

自分的「見に行くべき巨樹」・「近くを通ることがあれば寄る巨樹」リストのどちらからも漏れていた巨樹でした。
いや、きっとチェックはしている筈なんですが、杉の巨樹としては幹周がそれほどでもないので、
Googleマップにリスト保存しなかったのでしょう(反省)。

で、早速観察&撮影したいところでしたが、ええ、もうお腹がペコペコで昼食を優先しました(笑)。



DSC_7042-1-sn7.jpg

お腹を満たし、戻ってきたところ。

正直に自白すると、昼食後はまたこの道を戻ってくるのがわかっていたんです。
だから、うん、冷静な判断でしたね(笑)。

周囲の景色からも明らかに目立っています。



DSC_7043-1-sn7.jpg

薬師寺といえば、世界遺産にも指定されている奈良のが有名ですが、同名の寺院は日本各地に存在するようですね。



DSC_7057-1-sn7.jpg

花垣歴史研究会?
世の中には、色々な研究&活動をされている方がいるんだなぁと感心。
お陰様でこのお寺の歴史がよくわかりました、感謝感謝。



DSC_7052-1-sn7.jpg

参道の階段からの様子。
お寺の本堂とともに高台に存在し、見上げる格好になるので実際のサイズ以上に大きく見えますが、
その効果を差し引いても立派な杉です。



DSC_7058-1-sn7.jpg

参拝を済ませ、杉と対峙します。

鐘楼との対比。
立派な解説版があります(詳細は後ほど)。



DSC_7079-1-sn7.jpg

周囲に邪魔(失礼)になるような樹々も建物もなく、見易くて良かったです。
そういう環境にある巨樹というのは多くなく、あったとしても立入禁止区域があったり、一方が崖だったりしますから。



DSC_7080-1-sn7.jpg

見晴らしも良く、かなり遠方から確認できますね。
そして杉の手前にあるのが、看板にも書いてあった静御前の供養塔のようです。



DSC_7061-1-sn7.jpg

幹周6mというのが嘘のように風格がある幹。
というのも、通り側からではわからなかった状態だったものですから。



DSC_7077-1-sn7.jpg

どうですか、この姿。



DSC_7074-1-sn7.jpg

いや、目を楽しませてくれるのは嬉しいのですが、これはいったいどういう状態なんでしょうか。
真ん中の部分だけがまるで違う樹じゃないかとも思ってしまいます。
ただ残念なことに、そういった方面の知識は皆無なので分析はできないんですよ、ゴメンナサイ。



DSC_7083-1-sn7.jpg

左側の部分は白骨化しています。
直前の二枚は、この白骨化した幹側から撮っているんですが、もう完全に死に体でしょう。
それでもこの杉は、まだまだ生きようと元気に頑張っているように見えます。



DSC_7099-1-sn7.jpg

恒例の自分比較。
ね、サイズ以上に結構見応えあると思うんですよ。

そして余談ですが、カメラと杉の間にわりと距離があるうえに坂道だったこともあって、タイマーダッシュが大変でした。
Nikon D7000のタイマーは20秒が最大なので、それでギリギリだったんです。
しかしここで朗報です。
タイマーで最大9コマ、コマ間は最大3秒まで設定できるので、そうすると50秒近くの余裕はある訳です。
まぁこの時はそれを知らずに猛ダッシュしてましたが(笑)。
もっと言うと、D850を手にしてからはスマホでリモート撮影ができるので、タイマーダッシュそのものが無用に(笑)。



DSC_7055-1-sn7.jpg

≪薬師寺の八幡杉≫

三重県伊賀市治田5083 薬師寺
伊賀市指定天然記念物

幹周/6m、樹高/27m、樹齢/500年


えっと・・・読みにくいわ。
何故にこんな書き方にしたのか謎です。
どう考えても誰もが読みにくいし、読む気すら起こらないと思うんですけどね・・・。

意訳すると、大正13年の落雷で大きな被害が出て、それが原因となり近年になって大きな枝が枯れるなど、
樹勢が悪化していると・・・(それだけかい!)。

まぁそれはともかく、たまたま通りかかった側から見てその見上げた時の立派な姿に興奮&接近、
そして反対側に回って白骨化した姿を見て驚嘆&心配という気持ちの変化を感じた巨樹でした。
また様々な要因が重ね合わさって偶然に対面でき、とても印象的で嬉しい出会いだったことをお伝えしておきます。



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テーマ:花・植物 - ジャンル:写真

  1. 2018/11/08(木) 22:29:28|
  2. 巨樹の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<巨樹の記録 ≪大井戸の杉≫ | ホーム | 秋の琵琶湖一周自転車旅④>>

コメント

落雷で中央が枯れてしまい、左右に裂けた幹が成長を続けている状態でしょうか。
それにしても裂けている辺りまでほとんど幹周が変わらず、巨大な柱のように見えますね。狛さんと見た追手神社のモミのようだ。これは確かに数値以上の迫力を感じます。

それにしても何て読みにくい案内板なんだろう 笑
五色の吹流し伝説にしても美しい鳥獣伝説にしても、坊さんが箸をぶっ刺したという恒例のあれに比べると個性があって良い逸話ではありませんか。地域の方の巨樹への愛情を感じます。この案内板もこれはこれで味がありますが、せっかくなのでもっと現代風に読みやすく書き直してくれても良いんじゃないかと思ってしまいますね。
  1. 2018/11/08(木) 23:06:37 |
  2. URL |
  3. to-fu #-
  4. [ 編集 ]

> to-fuさん

落雷後の展開は、to-fuさんのご指摘通りなのかもしれませんね。
それでもなお成長を続けるって凄いですよね。
白骨化している幹は独特の凄みがあって好きなんですが、樹にとってはもちろん災難でしかない訳で、
素直に見て喜んでいる場合でもないんですけどね(汗)。
追手神社のモミに例えられるだなんて、この杉も喜んでいると思いますよ(笑)。

この案内版はねぇ・・・さすがに現地では読む気がしなかったです(笑)。
いや、いまでもちゃんと読んでいません。
せっかく色々な逸話があって面白いのに、それをストレートに伝えないでどうする?って思いますよね!
それとも何か別の意図があるんですかねぇ・・・。
  1. 2018/11/09(金) 20:58:57 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

狙いとは別に良い出会いがありましたね。
正面で見ると若そうなのに、裏側は一変。
大枝が落下したとあるので、その時に表面が引っ張られて樹皮から下の生きてる部分が引き裂かれ、再生できなくなってしまったんでしょう。
でも、通りから見える姿が綺麗なのは得してますね。

苦労して解説文を読みましたが、内容は結構面白かった。
杉のてっぺんに五色の吹き流しがついてる姿、きっと絵になったでしょうね。
こういう味があるのが出てくるから、ミドルクラスの巨樹も見逃せません。笑

  1. 2018/11/09(金) 21:21:08 |
  2. URL |
  3. 狛 #OP.fI0wQ
  4. [ 編集 ]

> 狛さん

なるほど、そういう感じで樹皮がベロンと剥がれてしまうこともあるんですね。
まるで違う種類に見えましたからね。
通りから見える姿に引き寄せられて近付きましたが、まさかの状態で驚くとともに
これだから面白いんだよなぁと一人納得してました(笑)。

解説文にはいまだに疑問を感じます。
でもね、そういう謎解きみたいな内容もアリかもしれません。
帰ってからも色々と調べて、新たな発見をして・・・そういうのも含めて楽しめますから。
  1. 2018/11/10(土) 21:03:57 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

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