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The B grade ・・・

巨樹の記録 ≪西福寺のスタジイ≫

DSC_6529-1-sn7.jpg
NIKON D7000 + TAMRON 18-270mm/f3.5-6.3
(写真はすべてクリックで拡大)

前回からのつづき・・・

≪飯盛杉≫の後は、少し時間もあったので近くの大鷲滝を見に行く。
実は、滝を見るのも好きなのだ。

もちろん、この時も写真を撮ったんだけれど、何て言うのかなぁ・・・残念な仕上がり。
滝マニアは案外多くて、ブログなどのサイトも巨樹より圧倒的に多い(当たり前か)。
また自分などと違って、時間やお金、労力をかけて風景写真に取り組んでいる人なども滝を被写体とするから、
自然と力作を目にする機会も多いので、余計に自分のは残念に感じてしまうのかも(汗)。

まぁいいや、居心地の良いニッチな巨樹の世界に話を戻そう(笑)。
次に向かうのは、to-fuさんとの合流ポイントである敦賀市。
狛さんとは一旦解散し、それぞれの車でGO!


↓↓↓




DSC_6502-1-sn7.jpg

無事合流を果たした3人、まずはソースカツ丼を食べてから敦賀の街を散策。
そして延々と歩いてやって来たのが、ここ西福寺。
主要建造物が国の重要文化財に指定されている由緒あるお寺である。



DSC_6505-1-sn7.jpg

三門と御影堂の間、その参道の両側に立派なスタジイが。
上の写真は、御影堂側から見た光景。

どうやら2本ワンセットで西福寺のスタジイと呼ばれている模様。
パッと見た目の姿やサイズも同じような印象である。



DSC_6507-1-sn7.jpg

まずは、御影堂を正面にして左側にあるスタジイから。
(さっきの写真では右側・・・ややこしい)

2本は共に敦賀市の天然記念物に指定されており、こちらの幹周が太い方は新日本名木100選にも名を連ねている。



DSC_6508-1-sn7.jpg

近くに寄ってみると、かなりの古木であることが素人目にもよくわかる。
太さはしっかりあるものの、空洞化(?)しているせいか重量感や圧迫感はあまりない。



DSC_6511-1-sn7.jpg

むしろ、オドロオドロしい・・・・。
遠くから見ると、ブロッコリーみたいでカワイイ感じがしたんだけれど(汗)。



DSC_6517-1-sn7.jpg

自分はスタジイの巨樹は初めてだったので、そのギャップが意外だったけれど、
見慣れている狛さんによるとそんなもんだそうで。



DSC_6518-1-sn7.jpg

その場でも話したんだけれど、こういう明るく開けた場所で見るからまだ冷静に対峙できるものの、
林や山の奥だったりしたらかなりの恐怖を感じるだろう。
不気味なことこの上ない。



DSC_6520-1-sn7.jpg

右側のスタジイ。



DSC_6533-1-sn7.jpg

幹周はやや劣るものの、同じく立派な古木。



DSC_6535-1-sn7.jpg

見る角度によって表情が全然違う。
根元から大きく2本に分かれてしまっている。



DSC_6521-1-sn7.jpg

やっぱりこっちもオドロオドロしくて不気味。
スタジイには全く罪はないけれど、損をしているなぁと思ってしまう。
貴重な古木なのに・・・。



DSC_6526-1-sn7.jpg

ビッシリとついた苔がより一層、このスタジイの印象を決定的なものにしている。



DSC_6503-1-sn7.jpg

≪西福寺のスタジイ≫

福井県敦賀市原13-7 西福寺
敦賀市指定天然記念物
新日本名木100選(左株)

(左株) 幹周/7.55m、樹高/8m、樹齢/600年以上
(右株) 幹周/6.8m、樹高/10m、樹齢/600年以上


面白いことに、環境省のデータベースには独特の呼称として、≪良如上人御手植のシイ≫と登録されている。
伝承の通り、良如上人が関わっている信憑性は高そうである。
なのにスタジイの横にある案内板には、≪西福寺のスタジイ≫とある。
生意気言って申し訳ないけれど、こういうところは統一して欲しいよなぁと。
ちょっとのことだけれど、そんなところも残念に思えてしまう。

この日は、午前中にモンスタークラスの巨樹を見ていたこと、昼から暑い中歩き過ぎていたこと、
そんなマイナス案件もあり、正直なところこのスタジイを偏見無くゆっくりと楽しめるコンディションではなかった。
それに元々インパクトのある巨樹ではないし、植物学的な見地からこの貴重さを味わう知識も持ち合わせていないしで、
ちょっと物足りなく感じてしまったのである。

もう一度言う・・・スタジイには全く罪はないけれど(汗)。



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テーマ:花・植物 - ジャンル:写真

  1. 2018/07/05(木) 21:19:42|
  2. 巨樹の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

むしろ薄暗い山奥で出会った方が強烈な印象を残してくれたのかもしれませんね。
ドピーカンの真っ昼間にお化けに出会ってしまったような。何だかそんな印象で、この感情をどう処理すればいいんだ?と正直ちょっと途方に暮れてしまいました。僕の場合はもう事前に食べたソースかつ丼のインパクトが頭から離れなくて 笑

このスダジイは改めてもう一度会いに行ってみたい巨樹リストに加えています。
結局のところ自分の好みと違うだけなのかもしれませんが、やはりその良さくらいは理解できたらいいなあと思うのです。
  1. 2018/07/05(木) 21:34:48 |
  2. URL |
  3. to-fu #-
  4. [ 編集 ]

確かに、我々のコンディションはこの樹にとってはフェアじゃなかったですよね。笑
実際のところ、身が入っていない空間ごと測っての幹周ですし、巨樹じゃなく古木というカテゴリーにした方が誤解がなくていいと思いますよね。
改めてRYO-JIさんの写真で見て、崩壊しかかっているようにも見え、もしかすると今のうちに見といて良かったかも? とも思いました。
崩壊とはいえなくとも、あの幹、どんどんほどけて来てますよね、きっと……。

そんななのに、こうして引きで見た時のブロッコリー感はなかなか……。
カツラが生産量で推すなら、スダジイは半死半生になってからだ! という意地みたいなものを感じます。
そう考えると、この樹なりの強さがここにあるのかも。
  1. 2018/07/06(金) 20:42:11 |
  2. URL |
  3. 狛 #-
  4. [ 編集 ]

> to-fuさん

見る側の我儘を言えば、山奥で出会っていたらかなり印象に残る存在だったでしょうね。
怖いけれど(笑)。
あの天気&周囲の環境とのギャップが受け止めきれなかったのかもしれません。
ほんといいスタジイなのに・・・。
あぁ、そっか、ソースカツ丼のインパクトもありましたね(笑)。

うーん、そうですね、個々の好みの問題もありますね。
もう一度行けばまた違った印象になるかもしれませんし、機会があれば今度は車で乗り付けます(笑)。
  1. 2018/07/06(金) 21:05:20 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

> 狛さん

そう、巨樹を見るコンディションとしてはフェアじゃなかったなぁと(笑)。
福井の壮絶な巨樹を見て回った後だと、おっしゃるように古木を鑑賞するという頭に切り替えるべきでした。
もう次は目にできないかもしれませんしね。
崩壊しかかったその姿を目にできて良かったと思える視点が足りませんでした(汗)。
実際、これが近くにあったら・・・と想像すると嬉しく感じますから、まぁ勝手なもんです。

スタジイは半死半生になってから・・・狛さんらしい表現で妙に納得できます(笑)。
  1. 2018/07/06(金) 21:13:48 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

こういう枝が広がってる樹もかなり好きな方です
樹木の下で涼がとれてまどろんだりしてという光景ってけっこう夢、憧れなんですよね
  1. 2018/07/08(日) 00:59:07 |
  2. URL |
  3. carmenc #-
  4. [ 編集 ]

> carmencさん

樹の下で昼寝したり、読書したり・・・私も憧れているんですよね。
実際、そういうのに適した樹もあったりして、最近では車にコーヒーと椅子を常備してます(笑)。
  1. 2018/07/08(日) 20:29:00 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

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