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The B grade ・・・

巨樹の記録 ≪四條畷楠木正行墓のくす≫

DSC_4931-1-sn7.jpg
NIKON D7000 + TAMRON 18-270mm/f3.5-6.3
(写真はすべてクリックで拡大)

前回のつづき・・・

≪萱島の大クスノキ≫を見た後にお腹を満たし、次にやって来たのは四條畷市(しじょうなわてし)。
大阪市内から約15kmほどの近郊に位置し、奈良県と接する。
市域の3分の2は生駒山地の一部である北生駒山地であり、しばしば奈良県域と誤解されるとか。
うん、もう奈良県でいいんじゃないかなぁ(←良くない)。


↓↓↓




DSC_4916-1-sn7.jpg

駅周辺の古くからある賑やかな商店街の端に、目的の小楠公御墓所(しょうなんこうごぼしょ)がある。
小楠公御墓所とは、1348年に四條畷の戦いで戦死した楠木正行(まさつら)の墓。
南北朝時代、湊川の戦いで敗れて自害した楠木正成の息子である。
父である正成が大楠公と呼ばれるのにちなんで、正行は小楠公と呼ばれるようになったとか。



DSC_4922-1-sn7.jpg

巨樹の樹齢について、ここまで明確な表記があるのも珍しい。
そして後世まで名を遺す歴史上の人物の死後とはいえ、100年経ってから植えられたって・・・。
この地の方々が、代々その功績を言い伝えていたのであろう。



DSC_4919-1-sn7.jpg

立派な石柱に囲まれており、その隙間からしか撮ることはできない。
この石碑は7m50cmもある立派なもの。



DSC_4938-1-sn7.jpg

同じく石柱内にあるクスノキ。
クスノキらしく幹が縦横無尽に成長している様子が見える。
二本が結合しているとあったけれど、ここからはよくわからない。



DSC_4930-1-sn7.jpg

幹が最も太く見える位置から。
二本が石碑を挟み込んで結合している(らしい)。
根元に少し見えている石がその名残なのか・・・。

石柱という強力なガードがあって、自分とのサイズ比較ができないのが非常に残念。
まるで壁のような圧倒的ボリュームなのになぁ。
腰をかがめて、ずっと見入っていた。



DSC_4936-1-sn7.jpg

主幹レベルの枝が元気にウネウネしていて、なんとも頼もしい。



DSC_4946-1-sn7.jpg

何処から見てもあまりにも結合具合が見事で、元々一本じゃないかと思ってしまう。



DSC_4942-1-sn7.jpg

墓所の後ろ側から。
樹形も巨大で全景を収めるのが難しい。
更なる広角レンズが欲しくなる瞬間である。



DSC_4947-1-sn7.jpg

この墓所内だけは周囲の喧騒とは無縁。
墓所ということを忘れて寛いでしまうような空気感に満ち溢れていた。



DSC_4960-1-sn7.jpg

これはカラスの巣だろうか?
ものすごくいいタイミングで、決定的瞬間をTajiriさんが記事にされていたので勉強になった(笑)。



DSC_4955-1-sn7.jpg

小楠公御墓所をパトロールするクロネコ。
そう思ってしまう程、地元の人々が小楠公を誇りに思っているのだと感じる。
交差点名や交番名にもなっているくらいだし。



DSC_4915-1-sn7.jpg

≪四條畷楠木正行墓のくす≫

幹周/12m、樹齢/587年

結合樹だからだろうか、環境省のデータベースには記載がない。
よって樹高は不明。

楠木正行の墓所は他にもあって、京都市右京区の善入山宝筐院に首塚が。
東大阪市の往生院六萬寺には胴体が。
そしてここ四条畷市の墓所にはクスノキが。

「巨龍昇天のうねり」
枝振りから確かにそう感じる。
しかし、自分にはやはり結合したとは思えない程に見事に一体化した壁のような幹が一番印象的。
それをピッタリと表現する語彙は持ち合わせていないけれど(笑)。

いかにもクスノキらしく、逞しく生命力に溢れた元気な巨樹であった。
いいね、こういうクスノキを見るだけでパワーをもらった気になれるから。



DSC_5000-1-sn7.jpg

その後、懸案の峠を越えて奈良側に戻ってひと息。
コーラはカロリーが怖くてZEROしか飲めない体に(笑)。



DSC_5007-1-sn7.jpg

購入からそろそろ9年。
コイツの出番もボチボチ減っていきそうな・・・。



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テーマ:花・植物 - ジャンル:写真

  1. 2018/05/01(火) 20:42:53|
  2. 巨樹の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<猿沢池と・・・ | ホーム | 赤鬼?>>

コメント

ここ、行きたいんですよ!やっぱり凄い迫力ですねえ。しかしこの根元…よくこの超重量級の枝たちを支えられますね。

四条畷や門真、寝屋川のエリアにクスノキの巨樹が密集してますが、何故なんでしょう。すぐ近くの京都はクスノキなんてサッパリなのに。距離は近いけど道が混むんですよね…でも行きたいなあ。
  1. 2018/05/01(火) 23:23:00 |
  2. URL |
  3. to-fu #-
  4. [ 編集 ]

> to-fuさん

是非行ってください。
確かに京都と大阪間は近くても渋滞があって距離以上に遠いですよね。
でも頑張って行く価値はあると思いますよ。
幹周の太さが巨樹の魅力のひとつだということを改めて実感できます。

大阪はなんでクスノキばっかなんでしょうねぇ。
奈良も少ないですから。
  1. 2018/05/02(水) 21:01:35 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

岩の塊のようで、実際石柱が埋もれてるとは……楠の巨樹の重量を感じさせる姿はまた独特ですね。
もう数百年もすると楠の巨樹のお約束として洞窟みたいな空洞化が起こるかもしれず、するとまた石柱が見えたりして。その時我々はいませんけどね。
楠公のメモリアルとして楠を植え、ゆえに年代がはっきりしている。
こんな書き方したら毎年書き換えなきゃいけないんじゃ……というのはまあいいとして、何百年経つと楠はこういう感じというのがわかって、他の巨樹の実年齢を考える時のモノサシにできそうですね。

楠がその辺に多いのは、やっぱり楠公のシンボルとして、リスペクトする人たちや関連する神社なんかに植えまくったんじゃないですかね。
九州でもやっぱり古代豪族が墳墓に植えてたので、切るとタタリになる率も高いそうですし……そういう?
  1. 2018/05/09(水) 18:46:52 |
  2. URL |
  3. 狛 #OP.fI0wQ
  4. [ 編集 ]

> 狛さん

そっかそっか、何百年後かに空洞化して石柱がまた現れる・・・それもまた面白い。
いや、実際にクスノキの古木にありがちなお約束として充分に考えられる現象ですね!
そんな変化も見てみたいですが、間違いなく自分が埋められる立場になってるでしょう(笑)。
巨樹の樹齢に関しては、自分が言うまでもなく眉唾もんの逸話が多いのでこれは珍しいでしょ。
でもまぁ逸話系のものも嫌いじゃなんですけどね(笑)。
to-fuさんも言ってましたが、大阪はやたらとクスノキの巨樹が多いんですよねぇ。
てゆーか、大阪の巨樹はクスノキばかりと言ったほうがいいくらいですから、
その楠公をリスペクトして・・・というのは説得力ありますよ。
タタリ系かもしれませんが(笑)。
  1. 2018/05/09(水) 20:34:21 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

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