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The B grade ・・・

巨樹の記録 ≪湯川神社の樟≫

DSC_4635-1-sn7.jpg
NIKON D7000 + TAMRON 18-270mm/f3.5-6.3
(写真はすべてクリックで拡大)

真夏と真冬は、パタッと写真を撮りに出かける回数が減ってしまう。
しかも年々その傾向に拍車がかかってきている。
写欲はあるけれど、意欲がないというか(笑)。
だって、暑いし寒いしねぇ。

まぁそんな開店休業状態であった巨樹シリーズも、いよいよ春の気配が近付いてきたので再開である。
記念すべき(?)2018年最初は、関西圏では一番温暖な(笑)和歌山県へ。


↓↓↓




DSC_4686-1-sn7.jpg

車を飛ばしてやって来たのは、和歌山県の中部にある御坊市。
ノンストップでだいたい2時間ちょっと。
これくらいなら運転もそれほど苦にはならない。

あっ、車を飛ばして・・・なんて格好つけて言ってるけれど、そういう表現しか思いつかなかっただけで、
実際は流れに乗ってのんびり運転(笑)。

昼前に目的の湯川神社に到着。
後で知ったけれど、安産祈願で有名な神社らしい。



DSC_4679-1-sn7.jpg

鳥居横にある三本のケヤキ。
これらも充分立派だけれど、目指すケヤキはこれじゃない。

当地の豪族湯川氏が邸宅の一部に明神社を祀っていたのが始まりらしく、
そのせいか鳥居をくぐるとちょっとした水堀がある。
個人宅に堀があるなんて湯川氏、なかなかのやり手だったんだなぁ。



DSC_4631-1-sn7.jpg

そしていよいよ目的のケヤキとご対面。
社殿の横にドンと鎮座している。

誘われるようにパシャパシャと数枚シャッターを切る。
しかしこれではダメだと思って、慌てて三脚を取りに車まで戻る。
薄暗いのもあったけれど、その存在感にこれはちゃんと対峙しないとイケナイという気にさせられたのだ。

その後、まずは参拝。



DSC_4633-1-sn7.jpg

正面に立つ。

これは物凄くエネルギーを感じる樹だ。
中央部には何もなく、周囲から四方に枝が伸びている様は、まるでイソギンチャクや食虫植物のよう。
例えは悪いけど・・・。

見た目とは裏腹に、不気味さや悪い感情はまったくない。



DSC_4663-1-sn7.jpg

回り込んでみる。

柵があってこれ以上は入れない。
斜面になっており、ケヤキもそのまま斜めに伸びている。



DSC_4645-1-sn7.jpg

決して高くはないが、枝は元気に伸びている。



DSC_4640-1-sn7.jpg

別角度から。

枝の本数も多く、あの斜面にあって支えきれるのだろうかと心配になる。
根っこがいったいどうなっているのか無性に気になってきた。



DSC_4651-1-sn7.jpg

社殿側から。

当たり前だけれど、下から見た印象と全然違う。
やや見下ろす感じになることもあって、社殿からパァーンと外に突き出ているようにも見える。
う~ん、我ながら表現が下手。
参拝に来る人々を両手を広げて温かく迎え入れているよう・・・というのが近いかも。



DSC_4658-1-sn7.jpg

近寄ってみる。

横から中央部を覗き込むような恰好になるんだけれど、あともう少しのところで見えない。
でもやっぱり、中は空洞になってそう。



DSC_4660-1-sn7.jpg

後ろから。

大きな鳥が羽根を広げて休んでいる後ろ姿にも見える。
う~ん、我ながら・・・(汗)。

例えはともかく、神々しく感じるくらいに堂々としている。



DSC_4668-1-sn7.jpg

再び正面に立つ。

うん、絶対に主幹がなく空洞になっているはず・・・たぶん。
あぁ、もっと高い位置から見たい。
しかし周囲には何もなく、残念だけれど諦めるしかない。

こういう時にドローンがあればなぁと。
魅力的な写真が撮れるだろうと思うものの、神域はもちろんのこと周囲の環境に配慮したり、
許可を得なければならなかったりとハードルは高い。
そもそも自分が上手く操縦できるとは思えない(笑)。

今思えば、自分自身がカメラを付けた三脚の三脚になり、カメラを伸ばせば高い位置から撮れたなぁと。



DSC_4670-1-sn7.jpg

恒例の自分比較。

また服の選択を間違った。
全然目立たない(レタッチ前はわからないレベル)。
背景はその場に行かないとわからないので、今後は明暗両パターンの服を用意しないと。
いや、さすがにそこまでは(笑)。



DSC_4642-1-sn7.jpg

≪湯川神社の樟≫

幹周/9m、樹高/15m、樹齢/300年以上

立派な石碑に刻まれたプロフィールだけれど、さすがに樹齢1000年は・・・。
幹周も2016年の調査による数値とした。

いずれも環境省のデータベースから。
そういえばこの環境省のデータベースだけれど、久しぶりに見たらリニューアルされていた。
巨樹の動画も配信し始めていたり、明らかにドローンで撮った映像もあって今後に期待。

でもやっぱり現地に行って自分の目で見て感じるのが一番だなぁ。

最初は正直その姿に気圧されたけれど、あちこちから観察しているうちに不思議と落ち着いた。
もちろんスゴイ樹なので心のどこかで興奮しているんだけれど(笑)。
何て言うのかなぁ、しみじみと嬉しくなってくる感じ。
『あぁ、今日もええ巨樹に巡り合えたなぁ。』という感情に包まれたね。

わかりやすく言うと、めちゃくちゃ心が震える映画を見終わった後のような。
ん、違う?わかりにくい?
まぁいいや(笑)。



その後、お腹が空いたのでお楽しみの昼ご飯へ。
御坊と言えば、知る人ぞ知る「せち焼き」である。
自分はもう10年以上前からその存在は知っていたものの、いまだに食したことはなかった。

わかりやすく言うと(また?)、焼そばを小麦粉を使わずに卵だけで固め、お好み焼き状にしたもの。
発祥のお店がそう言っているので、今回は間違いない(笑)。

ただ自分的には、『それやったらフツーのお好み焼きでええやん。』
そう思ってわざわざ好んで食べたことはなかったのだ。
しかし、基本的に現地に行けば現地のモノを食べる主義なので、今回は初チェレンジ。

残念だったのは、その発祥のお店が休みだったこと。
こういう独自の料理は、発祥のお店で食べる主義なんだけれど(←面倒くさい奴)、仕方ない他の店へ。



DSC_4690-1-sn7.jpg

せち焼き。

うん、想像通り!
具材もお好み焼きとほぼ一緒だし、何よりもソースをかければだいたい美味いからね(笑)。
更にマヨネーズもかけると絶対美味いからね(笑)。


さて、お腹を満たした後は、次なる巨樹の元へ。

つづく・・・



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テーマ:花・植物 - ジャンル:写真

  1. 2018/03/10(土) 21:13:56|
  2. 巨樹の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

これまた立派ですねー。
仰るように、真剣に正面から向き合いたくなるような荘厳さを感じます。
奈良や和歌山の山間部はとんでもない魅力的な巨樹で溢れていそうで羨ましいです。余所者からすると主要道路以外は山道までとんでもなさそうでなかなか踏み入る勇気が湧かないんですよね 笑

せち焼きも調べてみましたが、豪快な料理ですねー。めちゃくちゃ美味そうです。まがい物なら自宅でも作れそうなので、近々試してみます!
  1. 2018/03/12(月) 17:23:40 |
  2. URL |
  3. to-fu #-
  4. [ 編集 ]

> to-fuさん

2018年一発目からいい巨樹に巡りあえました。
他所様のブログなどで事前に確認していたんですが、想像以上に立派で尊厳ある姿にシビレました。
今年も楽しい巨樹ライフが待ってそうです(笑)。

奈良や和歌山の山間部は、平野部とは気候など全然違いますね。
そうそう、踏み入る勇気が要りますよ(笑)。
私もまだ行けていない(勇気がわかない)巨樹もありますし・・・。

せち焼きは自宅でもすぐにできる料理だと思いますよ。
なんなら小麦粉を使わないので、低カロリーでいいかもしれません。
あっ、ソースもマヨネーズもかけるからたいして変わらないか・・・(笑)。
  1. 2018/03/12(月) 21:04:10 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

迫力ありますねー。
カヤやカシなどと比べると、やはり楠のこのドバッとでかくなった躍動感と言うのか、あるいは重そうで柔らかそうなフォルムは刺激的ですね。
心が震える映画を見た後のような……うん、確かにその感じと似ているかもしれない。笑
これに出会えてよかったなあとも思うし、遠くてもまた見に来ようとも思うし。
ただ樹を見に行ってるだけなんですが、やはり伝わってくるものがそれだけ多いということなんでしょうね。

お昼とセットなのがRYO-JIさんの定番ですね! せち焼きってのは初めて聞きました。
奈良・和歌山の山間部はディープそうだ……羨ましい。
羨ましいので、僕の野望としては四国を攻めてみたいですが!
  1. 2018/03/13(火) 23:05:32 |
  2. URL |
  3. 狛 #OP.fI0wQ
  4. [ 編集 ]

> 狛さん

楠はサイズに関係なく、どれもプラスのイメージしかないんですよね。
その躍動感やフォルムのせいもあって、見ているこっちが元気をもらえる感じがして。
心が震える映画っていう表現はあくまで私の感覚であって、他の方の捉え方は違うかもしれませんねぇ(笑)。
巨樹を見た時の感覚もそれぞれでしょうしね。
ひとつ言えるのは、経験を重ねるほど感じ方の幅が広がっていく気がしてなりません。
奥が深い世界ですね(笑)。

食は自分の人生でもかなりの割合を占めますね、恥ずかしい話(笑)。
美味しくないものを食べたときは、もう一度やり直したい気分になりますし。
四国はねぇ、私も攻めてみたいエリアなんですよ。
奈良・和歌山の山間部より更にディープな気がしてワクワクしますね!
  1. 2018/03/14(水) 22:09:18 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

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