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The B grade ・・・

巨樹の記録 ≪八坂神社のスギ(祇園杉)≫

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PENTAX WG-3 GPS

名称からもわかる通り、今回は京都府にまで足を延ばしてきた。
ただし、京都観光に訪れる人がよく行く祇園から程近いあの八坂神社ではない。
通称が祇園杉なので余計にややこしいけど、この八坂神社は京都府南部に位置する和束町にある。

その和束町は、茶源郷ともいわれるお茶の一大産地。
しかし、和束産のお茶の大部分は茶問屋を通じて宇治茶として出回っているため、
和束の名は一般には広く知られていないのである。
う~む、なんとも悲しい事実。

そんな和束町ではあるが、関西のサイクリストの間ではメジャーな地名。
特に京都のローディーの聖地とも言われる坂のピークが和束町にあり、またその周辺が走りやすい環境にあるため、
大阪や奈良からも訪れるローディーが多いらしい。

そういう訳で、今回もサイクリングと巨樹巡礼を同時に楽しもうという合わせ技である。

出発後、京都へ向けてひたすら北上。
途中、平城宮跡を通過。
ここに来ると、いつも空の広さを実感する。
なんならここで昼寝でもしたくなってくる。

近くの美味しいパン屋さんで買ったパンをここで食べる→そして昼寝、という最高の贅沢を
何度か実践しているので、その誘惑に負けそうになる。
しかし、第三者の厳しい目で判断すると、ええ歳したオッサンの行動としては不適切なので
この日は諦めることに(笑)。



↓↓↓




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それにしても遠くに見える若草山の緑が鮮やか。
この写真ではわからないけど(汗)。



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その後も、車や信号の少ない道を選んで北上を続ける。



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この日は向かい風が非常に強く、時速25kmを出すのがやっとの状態。
そこそこの距離を走るので、スピードは諦めてのんびり写真を撮りながら進む。



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そして木津川沿いのサイクリングロードに合流。
ここから木津川・桂川沿いを進んでいくと嵐山までは41.6km。
嵐山まではこのルートで一度行ったことはあるけど、川沿いは平坦で走りやすく景色がいい反面、
道路や景色に変化が少なくて飽きやすいというデメリットも。



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またこの時期の川沿いは、虫が多く、たまに口の中に飛び込んでくる。
そして大きな虫が顔に当たると意外とイタイ(笑)。



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今回の目的地は京都府南部なので、木津川沿いを少し北上しただけで東へ向けて川を渡る。
いよいよ目指す山間が見えてきた。



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この辺りから、京都のローディーの聖地である大正池の登りへと入っていく。
距離7.7kmで標高330mを登るらしい。



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道幅は広くはないけど、車も少なくとても走りやすい。
勾配もそれほどではなく、余裕をもって楽しめる。
こりゃ快適やわーと調子に乗ってドンドン進む。

そしてそろそろ終わりかなぁと思っていると、和束町に入った途端に薄暗い林道へと一変。
勾配も一気にアップし、大幅にスローダウン。
こういう時は、標準体型ながら自分の体重を恨む。
そして、痩せよう!と決意を新にするのだ、毎度のことだけど(笑)。
それでもヨロヨロとなんとか凌いで登頂。



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ピークから少し先に下るとこの景観ポイント。
こういう景色を楽しめるから苦手な坂も頑張ることができる。
この達成感と爽快感は、車では絶対に味わえないのだ。
しばしこの景色を堪能。
この先を下りきると目的地はすぐ近く。



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景色を楽しんだ後、坂を下って八坂神社を目指す。
和束町の中心部、役場そして中学校を過ぎ、いよいよそれらしい小道へと入っていく。



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車一台がギリギリ通ることができるくらいの狭い道。
道がわかっている地元民でなければ無理。
そして想像以上の激坂。
写真を撮る余裕なんてなく、これはもちろん帰りに撮ったもの。



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登ることに全神経を集中。
しかし、それでもその気配だけは伝わってくる。
なんというか、進む方向にスゴイものが存在しているというような。



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祇園杉の全景。
周囲には何も無いのに、この杉のところだけが妙に暗い。
この距離から見ているだけでも畏怖の念が湧いてくる。



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こじんまりとした質素な神社。
鳥居をくぐり、まずは正面から。
杉の根元に2つの社。



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正面からだとどうなっているのか全然わからないので右に移動して。
太い幹が何本も絡み合っている状態なのはわかるが、どうやったらこうなるのか。



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そこから視線を上げて。
1本1本の枝(?)がそれぞれ太くて圧倒的な迫力がある。



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今度は左から。
案内板によると、本幹が倒壊して、その枝木の8本が株をひとつに巨木になったとのこと。
複数の杉が合体した巨木はこれまでに何度か見てきたが、こういうのは初めてかも。
というかどういうプロセスでそうなったかはうまく想像できない。
うん、まぁ、あまり深く考えるのはよそう(笑)。



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8本の枝がすべて写るような角度を探して。
この杉自体が神聖な祭神のようなので、裏側などこれ以上回りこめなかった。
複雑な姿をしていることから、色々な角度から眺めたかったのだけれど。

いや、それにしても怖いくらいの存在感。
最初に見た時に感じた畏怖の念は、その後も増大するだけでずっと消えることはなかった。



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幹周/13m、樹高/25m、樹齢/約1000年
案内板の表記とは少し違うけど、他のサイトでもバラバラだったので、あくまで参考数値。

この祇園杉があの祇園にあったなら観光客などからもっと注目されていただろうと思う反面、
こういう場所にひっそりと存在していたからこそ、これほどまでに素晴らしい巨樹になったのだろうと思う。



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そして、さすがお茶の産地。
マンホールがカワイイ。



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この日最大の目的を果たしたので次の楽しみへ。
そう、昼ご飯である(笑)。
カロリーを充分に消費しているので気にすることは何も無い・・・筈。
往路に通った木津川の更に下流域へ。



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和束町の南側、木津市にあるレガルさん。
私が今、もっともお気に入りのパン屋さんである。
周囲は何もない田舎だけど、お客さんがひっきりなしに来るほどの人気ぶり。



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陸上競技場が見下ろせる高台のベンチでパンを食べる。
本当にここのパンは美味い!
家の近くにあればなぁと願うけど、そうなると体型的にも財布的にもヤバイこと間違いない。
そして食後の昼寝は自制、というかこの日は暑すぎた。



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食後は、そのまま帰宅するつもりだったけど、平城宮跡から見た若草山の鮮やかな緑が忘れられず、
せっかくなので寄って帰ることに。
ここは東大寺大仏殿を斜め後ろから眺められる大仏池。
観光客もほとんどいないので静かに過ごせる場所。



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そして若草山の麓へ。



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鮮やかな緑。
シカも夏衣装の鹿の子模様。



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通り過ぎる風も見えるような・・・。

往路に散々苦しめられた向かい風だったけど、復路は強烈な追い風でバビューンと帰宅(笑)。



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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

  1. 2016/06/14(火) 22:15:24|
  2. 巨樹の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

いいですねー、楽しんでますねー。
僕は車ですが、巨樹をじっくり見た後は、急にお腹がすいたり、昼寝がしたくなったりしますね。
それまで目標に向かってひたすら進んできたせいか、それとも樹に活力や癒しをもらったのか……両方かも。
なかなかこれも心地よくて。

そして、これまたどうしてこうなったのか確かに不思議な大杉ですね。
一度横方向に向いてから上を目指す根幹、そばに立ったら、すごいボリューム感だろうな。
複数のものがひとつになってしまうという、考えても考えきれないところに、やはり超自然を感じます。
一本一本が太くてパワフルなのもすごいです。
  1. 2016/06/19(日) 21:56:18 |
  2. URL |
  3. 狛 #OP.fI0wQ
  4. [ 編集 ]

素朴な疑問に答えていただいてありがとうございます。
休日なんかはよく田舎の辺鄙な所や山道でサイクリストさんを
見かけるのでいつも気になってました。

なるほど、計画を立てられてから出発してるのですね。
ってRYO-JIさん、さらりと仰ってますけど自転車で100キロっていうのが想像出来ませんよ(笑)

狛さんの車での巨樹旅もいいですが自転車での巨樹旅も車にはない良さがありますね。
  1. 2016/06/19(日) 22:33:39 |
  2. URL |
  3. atushi #-
  4. [ 編集 ]

> 狛さん

いや~、ほんと、楽しんでます(笑)。
まずは近場の巨樹を自転車で回ろうと思っています。
ただ、やはりそれだと限界もあるので、その時は私も車にします(笑)。
巨樹に会う前は、なんとも言えない独特の緊張感があるんですよねぇ。
で、じっくり見た後には満足感があって、活力や癒しももらって・・・。
そう、お腹が減って、眠くなりますね(笑)。

その姿かたちもさることながら、神社にあるせいか、余計に神秘的なものを
感じざるを得ないですね。
巨樹行脚を続ければ続けるほど、その理解不能な自然のパワーに圧倒され、
不思議な気持ちでいっぱいになります。
  1. 2016/06/20(月) 20:55:32 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

> atushiさん

なんでもそうなんでしょうけど、その世界に身を置くものとしては
当たり前のことでも、世界外の人からすれば異常なことってありますよね。
サイクリストの世界では、それが距離ですかね。
一般の人と比べて、距離感がおかしくなるという(笑)。

でも実際に100キロなんていうのはたいしたことないのですよ、この世界では。
普通の女性でも100~150キロくらいなんて軽く乗りますよ。
また私よりもずっと高齢の方でも、午前中に100キロ走り、昼から仕事とか(笑)。

ロードバイクを買ってすぐの初心者がまず目指すのが100キロ走破。
でも皆それもすぐにクリアして、数ヵ月後には毎週末に100キロオーバーの
ライドをこなしているなんていうのはよくある話です。

自転車での巨樹旅も楽しいですよ。
自転車と写真の両方の趣味が同時に味わえますから(笑)。
車では狛さんのように宿泊込みの旅で巨樹を巡ってみたいですね!
  1. 2016/06/20(月) 21:10:51 |
  2. URL |
  3. RYO-JI #-
  4. [ 編集 ]

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